初恋❤初めての好きのカタチ
❤1章❤ ~君との出会い~
ー6:00 ♪~♪~ー

「ん、ん」

いつもの時間、私は目覚ましの音楽で目が覚める。

季節が冬なので寒くなっている。

「ふぁ~~・・。」

ベットから部屋から出て階段を降り、リビングへいく。ん~いい匂い。

そんないい匂いを嗅ぎながらドアを開ける。

「おはよう・・・」


「あ、おはよう。瑞佳はよく眠れたみたいだね」

そう爽やかにいうのは、私の兄、瑞輝。

「うん。そうみたいだね」

「ほら、瑞佳早く着替えて食べなさい」

「はーい。」

たったったっと制服のある所まで行く。

・・・・はぁ。肩がっくり・・・。

私が肩をがっくりしていると、兄が、


「また肩落としてるぞ瑞佳。ため息はつかなくなったけど」


うぅ・・

「だってだってぇぇぇ」

「わかってるよ。女子校が嫌なんだろ?」

「うぅ・・・だって、女子ばっかりじゃん。怖いじゃん。共学の方が楽で過ごしやすいもん」

そうなんです、このわたくし、瑞佳は女子校が大っ嫌いなんです…。

冬になってもこの調子って…

「別にいいじゃないか、瑞佳は誰とでも仲いいし、女子からもモテモテだろう?」

「た、確かに皆と仲いいけど、女子からかっこいい―!とか可愛過ぎる!!とかもう嫌なの!女子校じゃなくてもそうだったけど・・・」

そうなんです女子からそんなこと言われてるんです。恥ずかしい。

「はぁ・・・共学ぅぅ」

「瑞佳、そんなに女子校嫌か?」

とお父さんがいきなりそんなことを聞き出してきた。

「うん」


「そんなに共学行きたいか?」

「うん」

「そんなに溜息つくのか?」

「うん・・・」


「ほう・・・、そうかそういうことか。瑞佳、早く席に着きなさい」

え?何?

「え?うん」


何?共学に編入してくれんの?

もしそうであれば、わーい!と思いたい。




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