~君という光~
そして二人で土間に向かう途中、颯ちゃんに出会した。

「お前、きいなじゃなくて新しい彼女出来たのか?」

「はぁ?」

颯ちゃんのいきなりの発言にびっくりした透真。
思わず声を出してしまったようだ。
もちろん、あたしもびっくりだった。

「はぁ?って。
 え?」

状況がつかめないのか、颯ちゃんはあたしと透真を交互に見た。

「こいつがきいななんですけど。」

透真が颯ちゃんにいった。

「えぇぇぇ!嘘だろ?」

「嘘ついてどうすんだよ。」

本気で驚いている颯ちゃん。
それを冷静に突っ込む透真。

「あたし、そんなに変わった?」

あたしは口を挟んだ。

「「変わった!!」」

声をそろえて、言われた。
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