*Love Mail*-恋のはじまり-
だから、俺はわかりやすいようにそう言った。
ドキ…ドキ…
俺と、ちひろの距離は近いため、ちひろの心臓の音が聞こえた。
その音を聞くと、抱きしめたくなった。
「あ、あの!!」
が、ちひろが急に話しかけてきた。
すると…
「おい!!有村、森川!!早く席に座れ!!おまえらが座んねーから新幹線が動かねーんだよ!!」
先生が、そう言ってきたため、次の言葉が聞けなかった。
「す、すみません!!」