タイトルなしの物語


「太陽もかぁ…びっくりしたぁ」


朱莉は改めて言っている。


「じゃあ…一緒に頑張ろうね?」


朱莉は笑顔で言った。


こんな笑顔で言われて…。


誰が断るっていうんだよ。


「うん、頑張ろうな」


そして俺たちは再び手を繋いだ。


俺たちがこうしてデートできるのもあとわずか。


あと少ししたら、受験勉強をひたすらする毎日がやってくる。


その時まで…。


充電をしたい。


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