happy birthday~君との約束~㊤

初恋は君 side真紀



小さいころお父さんとお母さんはよ共働きで家に居ること何てなかった。


「ただいま」


そう言っても誰から「おかえり」という言葉が返ってくることはあるはずもなく


ただ私の声だけが家の中に響いていた。


学校から帰ってきても私は一人でご飯を食べて。


テレビを見ても誰とも笑いあうこともなく


ただ、一人で一日を過ごすことが当たり前になっていたから


今更、寂しいとか虚しいって感情は不思議と無かった。



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