海辺で恋するシンデレラ

唇、耳、首筋・・・どんどん下に落ちて

そして、胸のふくらみに辿り着いた時、波瑠さんの指先と

唇で頂点を弄ばれ、甘い声が自然と口から溢れる。


「は、る・・・」

「もっと呼んで、海桜。もっと声聞かせて。」


そう言った波瑠さんの手は、下へと滑り

私の、濡れた部分へと滑り込ませた。


「あっ・・・」


初めてでもないのに、思わず足をキュッと閉じ進入を拒む。


「怖い?」

「ううん・・だ、だいじょう、ぶっ・・・」


ふるふると首を左右に振って平気だと伝えたつもりなんだけど

それが、強がりだと思ったのか

クスッと笑って、目尻に溜った涙を拭うようにkissをし

唇にも、チュッと音をたてて降ってきた。


「俺を信じて・・・」


足が緩んだ隙をみて、グッと波瑠さんの骨ばった指が奥へ入ってくる。


「んん・・・あ、ぁあ」


私を堪能するかのように、指を自在に操り弄る。

器用に動く、その指先に翻弄され息は既に乱れていた。

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