圭くんと私【短編】
「マヤ、うちのがまたマヤに会いたがってる。週末どう?」



「私は大丈夫だよ。たぶん旦那さんも大丈夫だと思うから一緒に行くね?」



「ああ、待ってる。気をつけて帰れよ」



「うん。ありがと。じゃあね」



と小さく手を振り、それぞれの方向へと別れていく



圭くんと私はそれぞれ、別の人と結婚したけれど



やっぱり、今でもほんの少しだけ圭くんが好き



だって幼馴染みだもん



今でも隠れてこんなごっこ遊びを続ける私達はあの時と同じイケない子なのだろうか?



空にぽっかり浮かぶお月様だけが私達を見ていた






『圭くんと私』



fin


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