私に、できること【長編/未完】



「ねえ、ひっかかってること
確認させて?」

「な~に?
友海ちゃんにだったら、
みんな話すよ!

…むしろ、聞いてほしい。
私の話!

話せて、すっきりした!」

…話す前は
落ち込んでた瑠璃。

…すごく元気になった。
嬉しいな。



そして、わかったこと。

朝、早く行った私より
もっと早く来ていたのは。

――瞬間移動。

「あの日みたいに、
『さみしい』って
思っちゃったからかな…?」
と、瑠璃が言った。



< 42 / 137 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop