龍奇譚-彼の想い-





……………ヤバイ………!!!



手で足を離されてしまったら、終わりだ。





その前に………





俺は体を捻り、要さんの体を床に叩き付けた。





――――ダアアァァン……


「………ッ……ガッ………!!!」



その瞬間、床が大きく揺れ、要さんの呻き声が聞こえた。





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