龍奇譚-彼の想い-

百歩譲った名前呼び






――――……



「………ふぅ……」



暫くの間、2人の鬼ごっこを眺めていると、

小さなため息が聞こえてきた。



俺はそのため息を吐いた人物、龍宮の元へと歩み寄った。





「……どうした?」



そう龍宮に問い掛けた。





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