龍奇譚-彼の想い-

無い記憶






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「はよー凌」

「おっす侑大」



学校に着き、その足で体育館に向かうと、

既に侑大は着替えを済ませ、シュート練習をしていた。



俺はエナメルバックを隅に置くと、ジャージに着替えボールを手にした。





――――ダムッ ダムッ



リズム良くドリブルをする。





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