Only You
「綾人、もう一回会いたい。まだ私東京にいるの……今から会いたい」

「うん。エルからの返信は必要ないよ。僕が直接君に伝えるから、綾人の本心を」

 こんな会話の後で、綾人は私ともう一度ちゃんと会いたいと言ってくれた。
 携帯を切るなり私はホテルを飛び出してタクシーに乗り、綾人のアパートに向かった。

 もう嘘はつかない。
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