君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

君がいない

あれから、2週間程経ったと思う。



病院に戻った私は相変わらず不味い病院食すら食べられない程つわりがきつくて、



正確な日付すらわからなくなってしまっていた。



藪内先生は少しずつ仕事に復帰しているみたいで、少し安堵したけど、やっぱり表情はかたくて。



みーくんからの連絡はなく、籍を抜くのか抜かないのかもはっきりしていない。





< 1,373 / 1,645 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop