君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
するとみーくんはふっと微笑み、ベッドに座る私を抱きしめて甘い声で呟いた。







「俺がバイトするのは、杏奈と赤ちゃんが笑って俺の傍にいてくれるためだから。



これからずっと一緒にいるんだから、泣くなよ」



「なっ……泣いてないもん!」





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