君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。

生きる覚悟、死ぬ勇気*雅side

杏奈。消えたいというのは、死にたいということか?



もうこれ以上、誰も失いたくないと思うのに、



直に聞くと逃げてしまう俺がいた。







――ゴトン



病院のロビーにある自動販売機から、買ったばかりのレモンティーとコーヒーを取り出す。




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