君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
第四章 fourthmiracle

予兆

「みーくん、こっちっ!」



「はしゃぐなよ」



「いいじゃない、別に。雅は口うるさい姑なの?」



「はっ!?ちげぇし!」



「だったら黙ってろ馬鹿」







1月も下旬、今日は志保ちゃんと出逢った公園に、



私とみーくん、志保ちゃん、そしてタカさんと来ている。



梅が咲き乱れ、淡いピンクで彩られる公園には小さな子供達が走り回っていた。






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