君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
そのまま遙か遠くにある自動販売機に向かって歩き出す2人。







「ほら、もう誰もいないじゃん。食べさせられるだろ?」



「い、いるし……」



「どこだよ」



「ジャングルジムの向こう……」







ジャングルジムを指さすと、それをなぞるように目線を私から移動させたみーくん。





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