龍太郎一味のご無体な学園生活
奇怪な学園の奇怪な一味
天高く馬肥ゆる秋である。

木々の葉も、深緑から紅葉、やがて枯れていく中、冬の装いへと姿を変えていく日常。

しかし、ここは変わらない。

いつまで経っても変わらない。

どうにもこうにも変わらない。

…どこかで爆発の音がした。

校舎の一室から黒煙が上がる。

だが、登校してきた生徒達に騒然とする様子はない。

まさに天神クオリティ。

見よ、これが天神学園高等部だ。

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