龍太郎一味のご無体な学園生活
しかし。

「別に卒業しても、遊びに来たっていいよね?」

雛菊がアリスカに問いかける。

「そ…そうだよねっ」

頷くアリスカ。

以前功刀がフラリと天神学園を訪れて、アリスカや龍太郎を弄繰り回して帰っていったように。

学園を懐かしみ、仲間の顔を見たくなって、足を運ぶ。

新しい仲間達の姿を見物しに、勝手知ったる我が母校で校門を潜る。

そんな事があってもいいと思うのだ。

< 1,069 / 2,031 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop