龍太郎一味のご無体な学園生活
修行生活(その1)

龍娘からの卒業

新1年生に手を出したヤンキー数人が、行方不明になって警察に捜索願を出された挙句、天神地区の繁華街の片隅で発見されたそうだ。

皆一様に『溝の臭い』『溝の臭い』と繰り返し、酷く怯えていたそうだが、命に別状は無し。

「ま、いいんじゃねぇの?バカヤンキーどもにはいい薬だぜ」

空手着、黒帯、裸足。

いつもの出で立ちのまま、龍太郎は早朝稽古を行う。

朝も早よから、拓斗と組み手だ。

「でも龍太郎君、今年の1年生は強い子が多いんだね、上級生を数人やっつけちゃうなんて」

拓斗の鋭い連続突き!

龍太郎はこれを右に左に、せわしなく回避する。

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