龍太郎一味のご無体な学園生活
昼休み。

クラスメイト達が各々昼食をとる中、誠一郎は唯一人、無言のまま席を立つ。

食事もとらず、誰かに声をかけるでもなく、教室を出て行く。

どこに行くのだろう。

これまで誠一郎の行動など気にもした事がなかったが、背中の『アレ』を見てしまって以来、リグニアは誠一郎の動向が気になって仕方がない。

思わず、誠一郎に気取られぬように後を追う。

「あ、リグニアちゃん?」

日音子が声をかけるが。

「ごめん、私お昼ご飯パス」

彼女に断って、リグニアは誠一郎の後を追った。

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