龍太郎一味のご無体な学園生活

まぁ当然の如く消防隊員に厳重注意とかされて、その場は終わった訳だが。

「ちぇーっ、怒られちったよ」

唇を尖らせて憮然とするきょうこ。

『や…怒られても仕方ないと思うな…』

親友の小夜が苦笑い。

「それもこれもアイツのせいだ…ムカツク」

きょうこは反省の色も見せず、その視線をとある男子生徒へと向けた。