龍太郎一味のご無体な学園生活
「誰がやったのかなど後でいいのです、はい」

会話のやり取りを聞いていた鈴木さんが呟く。

「どこにでも首を突っ込んで、生真面目にも程がある…こんなつまらない事で、けしからん乳が台無しになってしまっては台無しです、はい」

言いながら。

鈴木さんはベッドの上の七星を抱き締める。

「先程シュアさんが診に来て下さって…幸い命には別状はないようです…ただ、しばらくは安静にしている必要があると…目を覚ますのももう少し先のようです…」

小岩井が皆に告げた。

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