龍太郎一味のご無体な学園生活
「べ、別にビビッてないですよっ、偉大なる計画の前に、如何なる小事でもアクシデントを起こす訳にはいかない、その為に僕が折れてやっただけですっ」

その割にはヒソヒソ小声なエンリィ。

まぁいい、その偉大なる計画とは何なのか。

どうせしょーもない事に決まっているが。

「クリスマス中止のお知らせの、何がしょーもない事なのですかっっ?」

ほら、しょーもない。

「お黙りなさいですよっ、理事長!」

ドンッ!と床を叩くエンリィ。

「厨二病ゴルァァッ!また焼きそばパン買いに行かされてぇのかっ!」

「そっ、それだけはっ!」

隣室のヤンキーに再び怒鳴られ、声を限りに詫びるエンリィ。

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