龍太郎一味のご無体な学園生活
バンッ!と。

体育館の扉が開き。

「悪ィ悪ィ、遅れちまった」

黒髪短髪、筋肉質の大柄な目付きの悪い男が入ってくる。

手には大きな七面鳥の丸焼き。

「一旦実家に帰ってよぉ、お袋にこれ持たされてたんだ。『お世話になってる皆さんで、これ召し上がって下さい』だってよ」

丹下 龍太郎、手土産持参で只今到着。

「おせぇよ龍太郎!」

「どこほっつき歩いてたのよ!」

「遅刻だ遅刻!」

「何大物ぶって遅れて登場してんだテメッ!」

何故かフルボッコにされてしまう龍太郎。

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