【完結】キスからはじまる恋。





彩音の声は震えていて、ドキドキしているのか、顔が真っ赤になったいた。
そんな彩音を見て、オレは……。



ーーー不覚にも、カワイイとさえ、思ってしまっていた。




「……アンタが、あの時、あたしのファーストキスさえ奪わなければ。……好きになることも、なかったのに……」


「……彩音、もういいから」


「……この責任、ちゃんと取ってよね」


「え?……っ!?」




初めて、彩音からキスをしてくれた。
オレの身長に合わせて、爪先を伸ばして、そのまま引き寄せて、キスしてくれした。



ーーーこんなの、初めてだ。
彩音がこんなに強引にキスするなんて。
考えたことも、なかった。



そんなこと、されたら、オレおまえのこと。
ーーーもっと、好きになっちまうよ……。


< 38 / 129 >

この作品をシェア

pagetop