あなたの体温で癒して・・・②
・・・

オレはハッとした。


「大事な体なのに、

そんな重そうな荷物抱えちゃ

ダメじゃないか?!」


そう言って、

美晴の荷物を

取り上げた。


「そんなに重くないのに」

美晴は、

口を膨らませた。



「先生から言われなかったか?

双子を産むのは大変なんだぞ?」



「うん・・・

何かとリスクが多いって言われた」



「わかってるならいい。

その体じゃ、仕事も休んだ方がいいな」


「え?!でも・・」


「赤ちゃんを産んでからでも、

仕事はできるだろ?」


「・・・うん」
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