あなたの体温で癒して・・・②
・・・

その言葉が嬉しくて、

流れる涙が止まらない。

・・・

そこへ、

綺麗になった赤ちゃんが、

お母さんの胸の上に・・・

「3200gの、

可愛い元気な女の子ですよ。

おめでとうございます」


孝明も、

本当に嬉しそう・・・

「先生」

「お産も扱えるんですね?」

奥さんの言葉に、

孝明は笑った。

「実はお産なんて、初めてですよ。

実習はしたことありますけど、

実践は・・・あなたの診察の為に、

また勉強してて、よかったです」

・・・

私と、奥さんは、

目を見合わせて、微笑んだ。

・・・

その後、

万全の安全をきして、

赤ちゃんとお母さんは、

総合病院に移送された。
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