あなたの体温で癒して・・・②
・・・

片付けのことなど、

気にしなくていい。

・・・

そう言われて、

美晴と二人、

歩いて家路につく。

・・・

「ドレスではちょっと、

歩きにくい・・・」

そう呟いた美晴。

・・・

確かに、スカート部分は長い。

・・・

オレは迷わず、

美晴をお姫様抱っこした。

「ちょ、ちょっと、

下ろして」

真っ赤な顔で言う美晴の口を、

キスで塞いでやった。

「・・・」

黙ってしまった美晴に、

満足な顔をしたオレ。

「みんな、まだどんちゃんやってるから、

俺たち二人。

恥ずかしがることはない。

甘えなさい」
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