キープアウト!
好きになったワケ
――翌朝
目を覚ますと、あたしはコンビニへ出かけた。
外はまだ薄暗く、風がとても冷たかった。
コンビニで、インスタント味噌汁と生玉子と3箱パックで売ってある白ご飯を買った。
早歩きでコンビニからマンションへ戻ると、亮二がリビングでテレビを観ていた。
「亮二。おはよう。早起きだね。まだ6時過ぎだよ?」
「玄関のドアの閉まる音がしたから、目が覚めた。どこに行ってたんだよ?」