待ちぼうけの恋煩い【完】


1人で勝手に納得していると、




『それなら、話がはやい、高倉の世話頼むな!七瀬!!』






『…は…?いや、私は…』





私は、その瞬間衝撃を受けた。




だって…





『やってくれるやろ?千春ちゃん』





冷や汗がたらりと頬をつたう。




奏ちゃん…顔は笑ってるけど、目が笑っていない。





『…やらせていただきます』




気が付くと、私は、そう呟いていたのだった。




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