関西出身天才少女と新撰組
「あぁ!疲れたぁ…」

ふかふかのベッドに転がる。

眠い…。

本当はこのまま寝てしまいたかったが、剣道の練習を怠るとじいさんが五月蠅い。

しまってある袴を取り、ゆっくりと着替える。

愛用の木刀を手に持ち、庭に出る。

が、いない。

じいさんが居ないのだ。

いつも五時にはここにいる。

しゃーない、木に登って探すか…。

ズルッ…-

「は…?」

視界が反転してるんやけど。

ここ結構高い位置なんやけど。

ウチ、もう死ぬんかな…?

薄れゆく意識の中でそんなことをかんがえていた。
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