切恋
1.女子力up!



それは私、水谷 柚子と矢賀 悠維が中2の時のこと…


幼なじみの私達は仲がよくてお互いの家に普通に出入りしていた。


その日私の家に私達二人以外誰もいなくて私の部屋で遊んでいた。


「ゆずって好きな人いるの?」


その時から私は悠維が好きで…


「えっ…なんでっ…?」


質問されただけで顔を赤くしてしまった…。


「ゆずの好きな人が気になるからっ!」


悠維は笑顔でそう言った。


私より背の低い悠維はとてもかわいかった。



「え~っ…教えられないよ…」


悠維が好きなんて恥ずかしくて言えたもんじゃなかった。



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