君だけに〜


男が呆然と立ち尽くしている間に私はそっと、屋上をあとにした。


はぁ

今でも毎日夢に出てくるあの場面…


私さえいなければああなることもなかった…


そう思わずにはいられなかった


私が気づいていれば…

私がいなければ


私はどうすればいいのだろう…









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