天を衝く槍
14.それ真相
「…おぉ……」


私がシロさんの部屋に着いた時、何故か静かだった。


ヨースケとギルは正座をしていて、ジルは自分の腕の中で寝ているアルの頭をまるで親のように撫でていた。


シロさんとリャノは黙々と障子を直してて、フィーネさんはニコニコしてて、ラガーは瞑想らしきことをしている。


「…………………………」


さっきといい、これといい、私はどうかしてしまったのだろうか。


何なんだろう、これ。


マジでなんなんだろう、これ。


今日どうしたんだろう。
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