ブラック王子に狙われて②


「慧……くん?」

「っっっ/////……それ、反則だろ」

「え?」

「似合いすぎっ。ってか、めっちゃ可愛いっ/////」

「っ//////」


慧くんが照れてる。

こっちまで照れちゃうじゃない//////

口元を手で覆って、視線を逸らすみたいに横を向いた。


「慧くんも、めちゃくちゃカッコいい!」


黒のサーフパンツで、片方にだけ白いラインが2本入ってる。

ユウくんは色違いで紺色。

脚が長いし、腹筋割れてるし、

目のやり場に困るんだけど……。


「ん、俺らも行こっか」

「……うん/////」


差し出された左手。

その大きな手をぎゅっと掴む。


普段まじまじと肌を見てないから

こんな近くで、太陽の下で見るとドキドキしちゃう。

先を歩く彼の背中をまじまじと見ていると、

背中の腰に近い部分にほくろを発見。


「こんなところにほくろがあった♪」

「は?……ってか、今頃?」

「え?」

「あ、いや、……何度も裸見せてんじゃん」

「っ//////」


そういうことはお口チャックでお願いします/////

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