シンデレラの魔法
そうこうしていると、お姉ちゃんのいる所に行き着いた
「リー!おはよう朝ぶり!」
「お姉ちゃん…苦しい、おはよう」
お姉ちゃんは基本ハイテンション
今だって周りの目なんてものともせずに、私に抱きついてくる
「入学おめでとー」
「…ありがとう」
ふにゃふにゃと、締まりのない顔をしながら、私の左胸にコサージュを付けていく
私の両隣では、女生徒にコサージュをつけてもらっている、魅里と雅美が見えた