sukiーヒミツの恋ってセツナイ...ー
「退いてよ...」


私は、
流れ落ちる雨の雫を振り払いながら
言う。





「良いところで、逢ったわね」


「ほんとだ」


この2人...付き合ってるのかな。


仲睦まじいような気さえするね。





「何がよ。後を、つけたんじゃないの?」


「アンタでしょ。この間みたいなの、
うざいのよね」


...ミカ......





うざい...うざい...


帰ろうかな。


私の居場所はない。





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