Hurly-Burly3 【完】

ふんだっ!!

何れ、素敵レディーになってやるわ。

『日和ちゃん、その後は大丈夫?』

「馨君っ、ヘッチャラよ!!」

この通りピンピンしてます。

薬も塗って落ち着いている。

『そっか、良かった。』

「何だ、心配して電話してくれたのかね!?」

あたしなんぞのためにすまないね。

『ヒヨリン、無理するなよ?』

ナル君の声にきゅんきゅんする。

この子は、声まで可愛い。

「はい、了解です!」

「ひーちゃん、師匠が煎茶だって。」

師匠、微動だにしなかったのに!?

兄ちゃんの肩の上で必死に止まってる。

ジョセフィーヌとじゃれ合っていたというのに、

師匠の我慢度すごいっ!!

「ごめんねナル君っ!!師匠を待たせると

ぺいってされるの。」

師匠のぺいっは笑っちゃいけない。

笑うと突かれるんだ。

『えっ!?』

凶暴な心の持ち主なんだよ師匠。

師匠用の小さい湯呑を探しながら、

ケータイを持つ手を持ち替えた。

『何か、賑やかだね。』

「うん、サユと修平君来てるからね。

そうじゃなくても、兄ちゃんが居るだけで

随分と煩いもので・・・・」

あ、あった、あった!

この湯呑のサイズよく売ってたな?

どこで調達してきたんだろう?

兄ちゃん、謎過ぎる。

「ナル君はお外に居るんですかね?」

ザワザワした音が聞こえる。

お家にしては車の音がする。

もう10時は回ってるけど、男の子だものね!

補導される時間までには帰るのだよ!

あたしは若干眠くなってきたよ。

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