生徒会長の裏の顔


いいやつ…。


そうだよね…。


「はい。会長と違って、とてもいい人です」


私は笑顔を作って言った。


「言ってくれるな」


会長は小さく、哀しそうに笑った。


思わず見つめる。


少し冷たい秋の風が、私たちの間を吹き抜けた。


***
「行くか」


会長は立ち上がる。


「どこ行きます?
会長が決めていいですよ」


< 104 / 115 >

この作品をシェア

pagetop