生徒会長の裏の顔


***
「会長…」


来ないな…。


私は鏡に背中を預けて座り込んでいる。


一人でいると、どんどん不安が募る。


それに今見ると、ここは少し暗い。


意識しちゃだめ…。


わかってるのに、どうしても目に入る。


指が、小刻みに震える。


私はひざを抱えてため息をついた。


あんまり人気じゃないのか、人はいない。


辺りは静まり返っている。


「…だめだな。
また会長に助けられちゃう…」

< 108 / 115 >

この作品をシェア

pagetop