ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
桜花の女子は、割れんばかりの悲鳴をあげる。


「やだやだ、知らなかった!!
カズって……。
北星の生徒だったの!?」


「やっぱり……。
お仕事で忙しいから、学校には、あまりこなかったパターン!?」


桜花の女子が、口々に……勝手なことをしゃべる中……。


「部外者じゃねーよ」


あたしの背後で、かずくんがニヤッと笑った気配がした。
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