ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
もぉ!!


そんな……のん気なっ!!


「五十嵐くん……。
どうしよう……。
ドアのところに立たれたら……。
この部屋から逃げれなくなっちゃうよ!!」


のん気に笑い転げる五十嵐くんの腕を引っ張りながら、おろおろと焦るあたし。


そんなあたしの手を引っ張って……。


「心優、こっち!!」


五十嵐くんは、ベッドの上に飛び乗りながら、部屋の奥へと進んでいった。
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