ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
キョトンとしながらも、愛斗くんについて、音楽準備室の中に入る。


すると、後ろ手にドアを閉めた愛斗くんが……。


「あの話。
いつまで煌に、黙ってるつもり?」


そんなセリフを口にしながら、カタンとドアに寄りかかった。


「……え?
……え?
……え?
あの話……?」


……って、なんだろう。


あたし……愛斗くんとの間に、なにか秘密でも……あったかな?
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