ヤンキー王子とラブレッスン④【完】
「お礼は、姫のキスがいいな?」


おねだりするようにクスッと笑って、こんなことを言うなんて!!


しかも、その上……。


「あ、もちろん、わかってると思うけど。
心優からのキスだから」


五十嵐くんは、当然というように言い放って……。


それからゆっくりと目を閉じた。


「いつでもどうぞ♪」


……って……。


……う……う……嘘……でしょ!?
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