秘密だよ?~ピアノとバスケそして君~

「コンクール終わったらちゃんと返事考える。

 じゃ、ダメ?」


そっか、鈍いな。


断わるとやりにくくなるから

これ以上突っ込むなってことか、

言いにくいこと言わせようとして、

ぼくは馬鹿か?

 
「ははは馬鹿だな俺…

 俺何かカッコ悪いな。」


「ああ~ううん。

 そんなことないよ。

 カッコ悪くなんかないよ!

 やりにくいじゃん、

 練習とか、お互いにさ。


 だから保留。


 でも嬉しかった。


 何より涙引っ込んだ。」



まあ、うっかりしちゃった告白だし、


「アハハ…」

力なく笑うぼく


こんなもんなのか?


初告白ってのは。


でも、やっぱ凹む。


脈があるんじゃないかって思った俺は

とんだバカ野郎だな。ははは…




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