君を知った。その瞬間から……
僕の胸の中で……。



ピューッ



「寒っ……。」



職場からの帰り道……。



季節はもうすっかり秋で、風も随分と冷たくなったなぁ……。



そんな些細なことを考えながら、秋の黄昏の中を一人で歩いていた。



数分前まで、僕はこんなことを考えていたのに……。



君に会った時には、そんな些細なことなど、もう頭の中には少しも無かった。



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