自己チューなアラサー転勤族主婦の妊娠日記
3月30日(土)

 午前8時半起床。

 もろもろを行い、入浴。


 入浴後の体重は44.9kg。

 身体も軽くなり気分も良い。



 夫とエッグタルトを食べ、身支度を整える。


 化粧をしていて、顔色がおかしいなと思う。

「栄養が足りてないんだよ。顔、変に白い。血色がいい方が綺麗に見えるからプリン食べなさい」

 夫に即され、生クリームプリンを食べてから緑地公園に出発した。



 12時半。緑地公園到着。


 30名くらいの社員、アルバイトさんたちが、肉を食べお酒を飲んで楽しんでいた。


 桜はいい具合に満開だ。

 今日は気温も暖かくてお花見日和。

 緑地公園の桜の木の下は、ブルーシートで埋め尽くされている。

 皆が桜を愛でながら宴会中。



 そして、夫の会社のブルーシートの上は……



 松の木が植わっていた。。


 
 まあでも、桜は眺めることができる。


 ちょっと遠いけど…… 


 でも、きれいだ。

 ちょっと遠いけど……





 40~50代のおばさま集団に呼ばれる。


「ええ? 妊娠してるの? 全然お腹出てなくて羨ましいわ~」

「私のほうが臨月よ」

「ほっそいわ~」

「オシャレね~」

「可愛い奥さんね~」

 てへっと笑う。 お世辞でも喜んでしまう私。

 こういう時は、ありがたく褒められておくのが私。



 次に呼ばれた場所は、焼酎居酒屋と化した、顔の真っ赤なおじちゃん、おばちゃんたちの輪。


「あれが支店長」と夫。


 顔、赤い。

 もう、完璧にできあがっちゃっている。


 ほかの社員が夫に焼酎を進める。

「いや、それは奥さんもいるし自己責任な」と私を気遣うような発言。


 なかなか、いい上司さん?



 と思った次の瞬間

「奥さ~ん、S(夫)君と飲みに行っちゃダメ~?」と聞いてくる。



「そうですね~。だめですね~」

 笑いながらもきっぱり断る私。








 夫はスーパードライ2本と、焼酎の水割りを飲んでほろ酔い加減。


 私はお茶。


 シラフでこれは辛い。




 午後3時半、おばさま集団の数名が「寒くなってきたから帰る」と帰り始めたので、それに乗じておいとまさせてもらった。



 夜はもちろん、鳥貴族!

 みんなが楽しくビールを飲んでいる中、お茶しか飲めなかった私。

 お預けを食らった犬状態。我慢も限界だった。



 淡麗の大ジョッキをグビグビ。


 夫は昼のお酒の効果で、ピッチが早い。

 夫の場合、一旦飲み始めると止まらなくなる。

 結局、淡麗大ジョッキ4杯も飲んだ。




 帰り道、かなり酔っ払った夫に少しイラっとした。


 私だって、もっと沢山お酒を飲みたい。

 でも、それをやってしまえば、酷いむくみが自分に返ってくる。



 早く妊娠を終わりたい。



 家に戻る。

 とは言え、淡麗の大ジョッキ2杯を飲んだ私。

 もう身体がむくみ始めている。痛い。


 身体が重くて、何もしたくない。

 久々に沢山の人とも話して、かなり疲れた。





 お風呂はやめてしまった。







 






 

 
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