愛しの黒ライオン



「牡丹...」

きゅっと閉じていた目を開けた。


「やっぱり、お前の傍は落ち着くな...」


獅子さんは、そう言うと抱きしめていた腕を離し背中越しから抱きしめられた。


「止めるって、やっぱり、きついわイジワルしたいけど...出来ね~お前は、ずっとここに居ろよ...なぁ...」


獅子さんの香りがさっきよりも甘く感じ、お腹回された手が震えているように感じ



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