キスから始まる恋

キスと命令

「わースゴい。分かってきた!!」




「うん。良く出来てる」





「ありがとう!佐賀くん教えかた上手だね!!」






私がそういうのと同時にガタッと椅子の音がして……





気付けば佐賀くんの顔が目の前にあって





私の唇に違和感が……




これって……!!





「……んっ!!」




焦って佐賀くんを突き飛ばす





互いの息づかいが静かな辺りに響いている






「な……何で…」





「何でって…ご褒美くれるっていったじゃん」




「えっ……」





ご褒美ってモノじゃないの??



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